節約
この年齢になると節約という言葉は嫌になってくる人が多いかと思う
『一生懸命に仕事してきたのに、なぜ節約をしないといけない!』
そう感じる人も多そうだな
節約という言葉にプレッシャーを感じるのは、
「我慢しなきゃ」「切り詰めなきゃ」というイメージがあるからだと思う。
自分も昔はそうだったが、今は“ゆるく節約する”くらいがちょうどいいと感じている。
たとえば、コンビニ通いをやめた。
在宅ワークだとつい気分転換に行ってしまうが、
コーヒー1本、おにぎり2個、甘いデザート…と、いつの間にか千円以上使っている。
今はドリップコーヒーと冷凍ごはんを常備して、無理なく置き換えている。
次に、ポイントを“使う側”にシフトした。
貯めるだけで満足していたポイントカードやアプリ。
使い道をきちんと決めて、生活用品に当てることで実質的な節約になる。
特に日用品や消耗品はポイント払いと決めておくだけで、気持ちも財布も軽い。
光熱費も見直した。
といっても難しいことはしていない。
冷暖房の設定温度を少し変える、
長時間使わないコンセントはこまめに抜く、それだけだ。
食費の見直しも効果が大きかった。
食べきれる量を把握し、まとめ買いと冷凍保存を活用することで、
ムダ買いや廃棄が減ったのは大きい。
外食をゼロにするのではなく、“週1回のお楽しみ”にするだけで充分だ。
大きなストレスがかかる節約は、結局続かない。
だからこそ「やめても困らないこと」から削っていくのが自分には合っていた。
結果として、毎月の支出が1万円近く減っていた。
そのぶんを貯金に回してもいいし、少し贅沢してもいい。
“ゆるく楽しく節約する”という考え方は、
40代を迎えて少しずつ変わってきた価値観にもフィットしている。
これからも無理せず、自分のペースで続けていきたいと思っている。
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