プチ贅沢


節約を意識しつつも、たまには気持ちが上がる“プチ贅沢”が欲しくなることがある。
そんなときに大切にしているのが、「1000円以内で自分が喜ぶこと」を選ぶ習慣だ。

まず最初にハマったのは、ちょっと高めのドリップコーヒー。
いつものインスタントではなく、豆にこだわったお試しセットをネットで購入した。
ひと手間かけて淹れるだけで、朝の気分がまるで違う。
「今日もちゃんと始めよう」と思える小さなスイッチになっている。

次は、お風呂に入れる入浴剤。
ドラッグストアで見かけた少し贅沢なバスソルトを試したところ、
体がじんわり温まり、寝つきも良くなった。
1包あたり200円前後でも、「ああ、いい日だったな」と思わせてくれる。

この年のおっさんがバスソルトってどうかとも思ったりもするが

最近は、文具にもこだわっている。
お気に入りのペンや、手触りのいいメモ帳。
特別なことを書くわけではないが、「書くこと自体が心地よい」という体験が得られる。

コンビニスイーツも侮れない。
限定モノのプリンやチーズケーキは、頑張った日のご褒美にちょうどいい。
1000円どころか300円で幸せになれることに気づいてから、
「価格よりも満足度だな」と思うようになった。

プチ贅沢とは、単にお金をかけることではない。
日常にちょっとした彩りを加え、
“自分を大事にする時間”を持つことなのだと思う。

1000円でできる幸せは、意外と多い。
だからこそ人にすすめたくなるし、
「お金をかけずに、心を満たす工夫」は、これからも大事にしていきたい。





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