腹八分目ってむずかしくない?


健康診断のたびに「食べ過ぎに注意」「腹八分目を心がけて」と言われる。
テレビでもネットでも、医者でも誰でも言う。
でも正直なところ、腹八分目ってそんなに簡単か?といつも思っている。

まず、どこからどこまでが“八分目”なのかが分かりにくい。
「お腹いっぱい手前でやめましょう」と言うが、
満腹の直前って、気づいたときにはすでに食べ過ぎているパターンがほとんどだ。

自分の場合、特にごはんものに弱い。
カレーや丼もの、チャーハン系は「腹七分」と思っても、
数分後に「ちょっと物足りない…」と追いカレーする始末。
結果、腹十一分目くらいになる。

さらに厄介なのが“もったいない精神”である。
作りすぎた、残り物がある、賞味期限が近い。
「だったら食べよう」となるのは、もはや条件反射に近い。

ここ最近は、「あえて少し足りないくらいで終える」を目標にしている。
食後にあえてコーヒーを飲むとか、
歯を磨いて「もう今日は食べません」宣言をしてみたり。
それでも夜中に小腹がすいて冷蔵庫を開けることもあるが、
「せめて今は八分目で終わった」と自分を褒めるようにしている。

あと地味に効いているのが、盛り付けの量を減らすこと。
最初から器を小さくすると、視覚的に満足度が上がる。
“脳をだます”のも技術のうちだと思う。

結局、腹八分目を実現するには、
理性よりも“工夫”と“自分との対話”が必要なのかもしれない。

簡単ではない。
でも、「苦しい…動けない…」と後悔するよりは、
ちょっと物足りないくらいの満足感を味わえるようになりたいものである。

出来れば食べても太らないギャル曽根達みたいな消化器が欲しい





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